2022年03月10日

ス−パ−ヨットの制裁


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 ウスマノフ氏の豪華ヨット(建造費が約850億円ともいわれている)日経新聞より


 米国はウクライナ戦争においてロシアのオルガルヒの所有するス−パ−ヨットを制裁対象として資産凍結した。

  米、ロシア富豪8人に制裁
  https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-03-04/R873I9DWLU7201

  オリガルヒとはソ連が崩壊して資本主義になっていく過程で国家の財産・企業を一部の人が占有したものだと思われるが、プーチンになってからそれが再改変されて彼を支える支持者になっていると云う。

 オリガルヒは塩野七生さんの「ギリシャ人の物語」オリガルキア(寡頭政)からきた言葉であることを最近それを読んだので知る。

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  博多湾に停泊しているロシア豪華ヨット

 2018年に長崎にクル−ズした折に北九州沿岸に沖アンカ−していたロシアのスーパ−ヨットを見かけた。新門司マリ−ナにはテンダ−を寄せてゲストの乗り降りをしていた。 ロシアの富豪と聞き及んだが、今回の制裁の対象となり、日本に来れば資産保留になるのであろうか?


    2022-3-8

 日本ではなじみのないスーパ−ヨットであるが、もう少し小さなサイズの100-150fクラスで10億円くらいのものであれば、今後中古マ−ケットでおもしろいものが出るかもしれません。 

 中東戦争の時には2隻ほどお世話しています。 こうご期待。


    2020-3-10





posted by ヨット・ボ−ト輸入代行 at 03:15| Comment(0) | 日記

2021年08月15日

最近の輸入経費 45fヨット


    欧州からの45fのヨットを取り扱いました。

  1.船賃   ドイツ―横浜  EUR 32,875     400万
        1か月ほどの航海期間

  2.通関費用   ランデイングチャ−ジ含む    140万円

  3. 海降ろし、マスト輸送 えい航代       42万円

  4. 船検、マスト立て代、船艇塗料        160万円

  5. 輸入消費税                 400万円

  船賃が安く思われたが、ランデイングチャ−ジ等が高く、他の手段の船賃と比べて総合経費は同じと
  思われた。

  なお コロナ情勢で米国の港湾には30隻ほどの滞留があり、船賃の見積もりしてもらうのに困難な
  状況である。


     2021-8-15


           
posted by ヨット・ボ−ト輸入代行 at 04:25| Comment(0) | 日記

2019年04月01日

新ホ−ムペ−ジ


 2019年4月1日より

 新しいHPになります。

 http://gentlebreeze.sakura.ne.jp/
 


 これからもよろしくお願いします。

     ジェントルブリ−ズ




posted by ヨット・ボ−ト輸入代行 at 02:15| Comment(0) | 日記

2019年01月18日

パシフィック・シ−クラフト 


 お知らせ

 2019年より Pacific Seacraft 新艇のお取り扱いをいたします。

  パシフィック・シ−クラフト   http://www.pacificseacraft.com/

           現地価格にて提供します。 輸入諸経費は別途になります。

 31f-61f セ−リングヨット

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 パシフィック・シ−クラフト34

  
 
posted by ヨット・ボ−ト輸入代行 at 14:16| Comment(0) | 日記

2019年01月01日

2019年 元旦


 今年もよいお年をお迎えください。

        ジェントルブリ−ズ


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    2019-1-1




 
posted by ヨット・ボ−ト輸入代行 at 00:20| Comment(0) | 日記

2017年09月15日

ハリケ−ンと購入時期など

 
 明日にも、台風18号の強い台風が九州上陸の模様です。まだまだ今年は台風がやってきそうです。

 アメリカではハリケ−ン上陸で被害がでています。船積のスケジュ−ルにも変更遅延など生じています。ハリケ−ンシ−ズンにフロリダで積んで日本にもってくるのには注意が必要です。 購入してサ−ベイをかけて積んでくるには契約して1か月以上を見込まなければなりません。7-9月の購入は見送ったほうがよいかもしれません。 購入してマリ−ナに係留していてハリケ−ンにぶつかれば、何分すぐに行けるわけではないので、気をもみます。 保険をかける必要がありますが、それでも安心はできませんね。

 また太平洋横断して日本への航路は大圏航路をとりますが、最近その航路付近に北朝鮮のミサイルが落ちてきそうです。万が一のことですが、戦争条項で保険はカバ−されない可能性もあります。気苦労の多いことです。

 トルコでボ−トを買われた人が、日本への輸送に困り、弊社にお問い合わせがありました。これも、確かに他と比べると安い艇がありますが、それには理由のあることですので、よくお考えになったほうがよいでしょう。

  2017-9-15


   弊社の舵来月号の広告です。

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posted by ヨット・ボ−ト輸入代行 at 21:16| Comment(0) | 日記

2017年06月04日

最近の弊社の広告


 月刊誌に極めて小さい広告を出しています。 ヨット・ボ−ト業界は分水嶺を越えて、現況では水の流れの法則を打ち破ることはできないようです。特にヨットは60歳以下の人を見かけません。絶滅危惧種のひとつではとさえ考えてしまいます。業界の広告量も減ってきて、雑誌も薄くなった気がします。

 今月の広告でメガヨットのクル−ズ利用を提案しました。

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 広告原稿修正の段階で、「JRのクル−ズトレインには負けません」の文言に問題があるのではと編集者の方に指摘されました。 実際に、メガヨットの内装やインテリアは、艇によりますが、豪華王室の部屋のようなものがあり。負けるものではありません。 この表現が法的な問題があるのかと尋ねても、そうではないようです。広告業界以外の他者には不明な不文律があるのかもしれません。 そのまま掲載いたしました。

 
参考例  メガヨットクル−ズの費用等
 
 本体  6億円として
 ワンクル−ズ5日で  100万x10人=1000万円、 お客10人 1人100万円
 月3回  3000万円
 年 10月運航として 3億円
 2年で艇価格の6億円になります。  稼働率と価格にもよりますが
 オーナ−が月に1週間利用することができます。

 乗組員
 船長、機関長、事務長 シェフ  4名
 航海士2名 
 運航クル−2名
 サービスクル−2名
 以上10名の雇用費用が必要でしょう。
 オーナ−が他で利益が多いようですと艇の減価償却が4年ですので。
 毎年1億円以上の利益を圧縮できるので、税法的にも利点があります。

 業界事情を知らないシロ−ト的な発想かもしれませんが、少なくとも
 メガヨットをプライベ−トで持ちたいと思われる人には参考にはなるでしょう。

     2017-6-4

posted by ヨット・ボ−ト輸入代行 at 09:11| Comment(0) | 日記

2017年03月14日

ネットとボ−ト探し


 ネットで海外にある艇を容易に探せるようになりました。 かって30年前に欧州でヨットを探して購入、4−5年程地中海に置いて楽しんだ経験のある小生にとっては、そのことは夢のようでもあります。
 欧米のヨット雑誌で、興味のあるものを見つけて、現地に行き、業者とコンタクトをとり見学して1か月の期間を要し、費用的には当時のお金で100万ほどかかった記憶があります。 時間と費用がかかりましたが、途中でコンサ−トに行ったりで楽しむこともできましたが。

 当時はいろんな問題があり、運輸省に尋ねて船籍の問題をどうするか? 当時は日本人が海外で購入して利用することを想定していない法律体系でした。仮船舶国籍証書をとり、日本で船検をとらなければいけないような状況です。 結局、元オ−ナ−のオランダ船籍で乗ることになりました。

 現在ではネットで探して契約することは容易にできるでしょう。 最近よく、それからの船積や通関、船検の問い合わせがよくあります。単に無料の情報がほしいだけでは困りものです。通関の時に知り合った人で大変に苦労されたかたもいるようです。数年前に日本に運んでくる船会社が倒産したことがありました。船積には問題が多くあります。コンテナ−船が巨大化して船会社が共同して効率的な運航しないと成り立たない状況です。日本の大手・郵船や三井も共同運航に追い込まれています。 ヨット・ボ−トはスペシャルカ−ゴ扱いで運賃は随意のものです。コンテナ1本いくらというわけにはいきません。日程や港の集荷状況を加味して運賃が決まります。 あまり積極的に乗せたい荷物ではないようです。

  個人のお客様では、1回うまく運べばそれでよしでしょう。 費用的な問題でもト−タルを考えれば、決して業者に支払う手数料は無駄にはなりません。時間的なコストも含めて払っただけのことはあります。それゆえに輸入代行業者はあるのです。

     2017-3-14

 追記

 ネットで相場より安いので飛びつかれて、いざ日本に持ってくるのに困ってしまい、弊社に連絡をいただくことが多くなりました。 安いのは理由があり、その理由を解決するために、追加費用をかけたのでは意味がありません。 どこの地区とは申しませんが、くれぐれも手間と時間とお金がかかることですので、ご注意ください。

    2017-9-6




 
posted by ヨット・ボ−ト輸入代行 at 08:44| Comment(0) | 日記

2016年10月30日

海外船籍と新税制


 
 来年より5000万円を越える国外財産に報告制度ができました。 海外船籍でそれを越える資産をお持ちの方はご注意が必要です。 特にケイマンなどに目をつけられている国に船籍をお持ちのかたはいっそうの注意がひつようです。 海外船籍自体に日本が税金を課すことはもちろんできませんが、マイナンバーともからみ、ハイパーインフレに対する将来の資産課税のための布石としてのものでしょう。

 こちらで専門的なことはわかりませんが、使っておられる税理士さんや会計士さんにおたずねください。
下記は小生がブログに挙げたものです。

                           2015-12-24


   資産課税   

 マイナンバーがそろそろ家庭に届く時期になりました。 1000兆円以上の国の借金を減らす努力がほとんどされていません。
 個人預金が1600兆円と企業の内部留保が500兆円ということで正確ではありませんが、約2000兆円余りの預金があると言われています。下記のように海外での資産の把握をしようとしています。

 財政破綻になったとき、あるいはそれを防ぐには財産税・資産税・預金税で税金をとるしかないでしょう。アベノミクス破たんでハイパーインフレ必須と言われるようにもなっています。何とかハイパーインフレを避けたいもんです。 政府は着々と密かに進めています。

 報道では税の申告で、国外に5千万円を超す財産がある人には国外財産調書の申告が義務つけられる。提出期限は来年の3月17日です。

 
 国外に預金があるのにその利子が申告されていないケースでは、そのうちに修正申告を余儀なくされるでしょう。


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   国外転出時課税制度

 平成27年度改正より、、国外転出時課税制度が創設され、平成27年7月1日以後に国外転出(国内に住所及び居所を有しないこととなることをいいます。)をする一定の居住者が1億円以上の対象資産を所有等している場合には、その対象資産の含み益に所得税及び復興特別所得税が課税されることとなりました。

 また、1億円以上の対象資産を所有等している一定の居住者から、国外に居住する親族等(非居住者)へ贈与、相続又は遺贈によりその対象資産の一部又は全部の移転があった場合にも、贈与、相続又は遺贈の対象となった対象資産の含み益に所得税及び復興特別所得税が課税されることとなりました。

      2015-11-11 


   財政破綻の先例
   http://hayame2.sakura.ne.jp/details1.html#財政破たんの先例
   金の小分け
   http://hayame2.sakura.ne.jp/details1.html#金の小分け

posted by ヨット・ボ−ト輸入代行 at 19:08| Comment(0) | 日記

最近の輸入経費の一例


 
  欧州からはユーロ高と船便の都合で中古艇を持ってくるのに苦労します。実際に横浜での通関でも他の業者さんがやっておられるケースは稀なように思います。

 最近、お客様が実際に見に行かれることが出来なくて、見送りになりましたが、輸入経費は判明しましたので、載せてみます。時期や艇のサイズが違うと、大きく変動する場合がありますので、ご参考程度とお考えください。

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  艇価格               EUR 70,000 
  バルセロナ-関東          US$11,000
  マスト倒し             EUR 693
  梱包代               EUR 497
  クレーンサービス          EUR 226
  船台作成              EUR 1、832
  梱包用ベルト            EUR  170
  トラベルリフト           EUR  272
  バレンシア−バルセロナ トラック代  EUR 1、470
  保険・通関費用・通関消費税8%  別途

 このヨットは木製クラシカルヨットのヴィンテージヨットですので、木造の知識のない方には向きません。
 このスタイルには魅かれるものが多いですけれど。

    2015-7-25

posted by ヨット・ボ−ト輸入代行 at 19:06| Comment(0) | 日記